※ 本講習会は一般向けの公開講習会となっております.学会員以外の方もふるってご参加ください.
地盤工学会中部支部主催
南海トラフ巨大地震に対する市民のための防災・減災シンポジウム
「南海トラフ巨大地震が迫る!愛知県三河地方ではどのような地盤災害が発生するのか?」
東日本大震災の甚大な地震被害を目の当たりにし,迫りくる南海トラフ巨大地震への備えが求められています.また,日本は変化に富んだ気候や活発な地殻変動,火山活動によって,多種多様な地質・地形を有しており,その地形・地質によって危惧される地盤災害の様相は大きく異なります.「南海トラフ巨大地震中部地域地盤災害研究委員会(委員長:野田利弘,名古屋大学)」では,地域および地域住民の地震防災に役立ててもらうことを目的に,三河地方が有する特徴的な地域特性を踏まえて,巨大地震発生時に危惧される地盤災害についてのシンポジウムを開催いたします.最初に特別講演として,齋藤誠一氏(豊橋市危機管理統括部長)をお招きし,豊橋市の地域特性や将来人口とともに,豊橋市地震対策(減災)アクションプラン等に基づいた防災対策の推進について,ご講演いただきます.その後,中井健太郎准教授(名古屋大学),三浦均也教授(豊橋技術科学大学),松田達也講師(豊橋技術科学大学)から,近年,甚大化・複雑化する傾向にある地震災害に関して,最近の知見や調査結果を,液状化被害,斜面災害,津波・海岸構造物被害の視点から,お話しいただきます.
主 催 : 地盤工学会中部支部 「南海トラフ巨大地震中部地域地盤災害研究委員会」
共 催 : 中部地質調査業協会
後 援 : 豊橋市
日 時 : 平成28年11月21日(月) 13:30 ~ 17:30
場 所 : 豊橋商工会議所3階ホール
〒440-8508 愛知県豊橋市花田町字石塚42-1
・http://toyohashi-cci.or.jp/access/index.html
参加費 : 無料
定 員 : 約150名
参加ご希望の方は,タイトルを「三河シンポジウム参加申し込み」と記載したうえで,参加者全員のお名前を,地盤工学会中部支部までメールまたはFAXにてお知らせください.
地盤工学会中部支部(E-mail:jibanchu@jeans.ocn.ne.jp,FAX:052-222-3773)
<プログラム>
13:30 開会
13:30 ~ 13:40 開会のあいさつ
野田利弘(名古屋大学,当委員会委員長) 13:40 ~ 14:40 特別講演会「豊橋市の地域特性を踏まえた防災対策について」
齋藤 誠一 氏(豊橋市危機管理統括部長)
14:40 ~ 15:00 休憩
15:00 ~ 17:20 地域啓発講演会「甚大化・複雑化する地震災害に備えるために」
1)液状化被害
中井健太郎(名古屋大学,当委員会幹事長)
2)盛土・斜面災害
三浦均也 教授(豊橋技術科学大学)
3)津波・海岸構造物被害
松田達也(豊橋技術科学大学,当委員会委員)
17:30 閉会
問合せ先 : 地盤工学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目9番26号ポーラビル8F
電話:052-222-3747 FAX:052-222-3773
E-mail: jibanchu@jeans.ocn.ne.jp
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