中部支部について
公益社団法人地盤工学会中部支部は、昭和32年10月18日に4番目の支部として誕生し、平成29年には創立60周年を迎えます。静岡・愛知・三重・岐阜・長野の5県から成り、平成29年8月末現在で、個人会員658名、特別会員77機関で構成されています。
地理的に我が国の中心にあたることから、交通の要衝として、またモノづくりの拠点として、中部国際空港(セントレア)や新東名・新名神などの高速道路の整備など、これまでに多くのビッグプロジェクトが進められており、学会としましても種々の地盤工学的問題を解決してきました。また、土砂災害の多い山岳地帯が広く分布するだけでなく、濃尾平野南部を始めとする広大な軟弱地盤も抱えており、さらに南海トラフ巨大地震や内陸型地震の危険性が非常に高い地域でもあるため、地盤工学的技術が最も必要とされる地域でもあります。
このような地理・地形的な背景のもと、地盤工学会中部支部では、以下の3つの役割と機能に基づいて活動しております。
(1)会員相互の交流・連携・協力(Society 機能)
(2)学術・技術の進歩への貢献(評価機能)
(3)社会に対する直接的な貢献(社会との双方向の意思疎通機能)
中部支部では、支部中長期構想を検討する企画委員の他に、9つの部会・委員会が中心になって、活発な支部活動を行っています。具体的な活動内容については、下記の各部会をクリックしてご覧下さい。とくに公益社団法人として、市民の皆様へ技術的・学術的な支援や貢献に努めてまいりたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。