地盤工学会創立70周年記念 第28回調査・設計・施工技術報告会(2019/6/21)のお知らせ ★定員に達しましたので申込み締切りました
主催:公益社団法人 地盤工学会中部支部
共催:一般社団法人 中部地質調査業協会
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会中部支部
後援:一般社団法人 日本建設業連合会中部支部
一般社団法人 日本応用地質学会中部支部
第28 回調査・設計・施工技術報告会を下記のとおり開催いたします。
今回の報告会では,地盤工学会創立70 周年を記念した特別企画といたしまして,午前中には,共催,後援団体からの推薦者による講演5件と,午後には,3 件の特別講演会を開催いたします。特別講演には海洋研究開発機構理事,愛知県治水防災対策監,地盤工学会会長の皆様にご講演いただきます。
職場の皆様でお誘いあわせの上,奮ってご参加ください。なお,今年度から支部独自の特別会員に対する特典として,【同行者無料】特典を試行します。
詳しくは下記URLの支部ホームページをご覧ください。
http://jgs-chubu.org/tokuten/
■CPDポイント:6.0
地盤工学会以外の建設系CPD 協議会加盟の団体所属の方で受講証明書が必要な場合は
http://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.php
よりダウンロードし、必要事項をご記入の上、当日ご持参ください。
■日 時:令和元年6月21日(金)
■会 場:名古屋大学 ES総合館1階ESホール
(名古屋市千種区不老町:地下鉄名城線「名古屋大学」徒歩2分)
■参 加 費:会員3,000円 非会員6,000円 学生会員1,000円 共催団体会員3,000円
シニア会員*2,000円 (消費税込み)
※シニア会員:60歳以上の個人会員を指す中部支部独自の呼称です
■懇親会参加費:4,000円
■プログラム:
9:30~ 9:40 開会挨拶:地盤工学会中部支部 支部長 豊田正博
9:40~11:45 招待発表
「南海トラフ巨大地震等による沖積平野・堆積盆地において考慮すべき地盤工学的課題について」
名古屋大学 野田利弘 氏(地盤工学会中部支部)
「断層破砕帯を横過する橋梁の橋梁計画 三遠南信自動車8 号橋」
㈱オリエンタルコンサルタンツ 篠原一輝 氏(建設コンサルタンツ協会中部支部)
「地質リスク調査検討業務 ~一気通貫の地質リスクマネジメント~」
基礎地盤コンサルタンツ㈱ 中本英樹 氏(中部地質調査業協会)
「UAV(ドローン)空中電磁探査によるトンネル地山評価」
応用地質㈱ 林 浩幸氏(日本応用地質学会中部支部)
「IoT による重機土工の全行程見える化」
㈱フジタ 槇本正樹 氏(日本建設業連合会中部支部)
11:45~13:00 昼休み
13:00~14:40 特別講演Ⅰ
「海と社会の関わり」
国立研究開発法人海洋研究開発機構 理事 阪口秀 氏
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 特別講演Ⅱ
「水防災意識社会の再構築と愛知県の水防災対策」
愛知県建設局 治水防災対策監 髙橋 裕輔氏
15:50~16:50 特別講演Ⅲ(講演・質疑込み60 分)
「地盤工学、発想の転換」
地盤工学会 会長・ 熊本大学 副学長 大谷順 氏
16:50~17:00 閉会挨拶:建設コンサルタンツ協会中部支部 支部長 上田直和
17:20~ 懇親会:名古屋大学 ES 総合館1 階 フレンチレストラン シェジロー
■特別講演Ⅰの概要
「海と社会の関わり」
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 理事 阪口 秀氏
内容:
我が国は、地球全体の陸面積の僅か0.27%の国土に世界人口の1.4%も抱えている一方で、排他的経済水域(EEZ)は地球全体の海の1.2%を占めています。EEZ は海面から海底だけでなく海底下の地下空間も含まれます。すると、江戸時代末期までに陸上の資源を採り尽くした我が国をより豊かにし外貨獲得を目指すならば、今後は、水産資源のみならず、様々な資源を海に探し求める必要があります。また、島国である我が国は、隣国との境界が全て海にあるために、他国との間での人と物資そして情報の行き来は、必ず海を渡らないとなりません。加えて、台風、津波等の大規模自然災害もその起源は海と海底にあります。さらに海には、二酸化炭素を始めとする様々な物質や熱を吸収・放出する能力があり、地球全体の環境変動を支配していて、我が国の気象、気候に大きな影響を与えているのです。にもかかわらず、日本列島狭しといえども海は海岸線にしか見えず、我々の社会は海とかけ離れたところにあることが多いため、その関りについてあまり知られていません。そこで、本講演では、海と社会の関わりについて会場の皆様と一緒に少し掘り下げて考え、JAMSTEC の活動を紹介しつつ、今後、我が国が取り組むべき海の課題について幾つかの提案をさせて頂きます。
■特別講演Ⅲの概要
「地盤工学、発想の転換」
公益社団法人地盤工学会 会長 ・熊本大学 副学長 大谷 順 氏
内容:
今日、研究分野においてはいろいろな分野を融合させる異分野融合というキーワードが主流となっており、地盤工学の分野においても他分野の手法や方法を用いた研究が広く実施されています。本講演のタイトルを「地盤工学、発想の転換」とさせていただいたのは、私自身が1996年より医療診断装置として広く知られているX線CT装置を地盤工学の分野に適用した研究を世界に先駆けて始めており、その自らの経験についてご紹介するものです。また、土質力学の学問体系は世界的には1942年に発刊されたTerzaghiのTheoretical Soil Mechanics(英語版)が最初とされていますが、その基本的内容は今日もあまり変化がありません。本講演の内容は、新たな学問体系へのチャレンジとも考えています。”Seeing is believing.”
私は学生時代名古屋大学にいたので中部支部出身です。最初にその名古屋時代の話も含めて簡単な自己紹介をさせていただくと共に、地盤工学会は今年で創立70周年の年を迎えます。今回の中部支部の報告会もその一環として開催いただいておりますが、会長として学会についての紹介もさせていただきます。
■申込方法(懇親会参加申し込みの場合を含む):
申込締切:令和元年6月10日(月)
○本行事申込フォームに必要事項をご記入いただきお申し込みください。
定員に達しましたので申込み締切りいたしました
○お申し込み後,ご登録のメールアドレス宛に入力内容についてのメールが返信されますのでご確認ください。メールが届かない場合は,支部事務局までお問い合わせください。
○返信メールを確認後,銀行振込または現金書留(支部事務局宛)にて申し込み日より一週間以内に参加費を払い込み下さい。参加費お支払いの際は必ず連絡担当者のご所属・お名前をご記載ください。入金確認後,参加証及び領収書をお送りします。参加証は当日ご持参下さい。
銀行振込の場合: 三井住友銀行名古屋支店 普通口座0921947
公益社団法人地盤工学会中部支部
○お申込み前に送金いただくことは,トラブルの原因となりますのでお断りしております。
○参加費お支払い後のキャンセルはお断りしております。ただし,代理の方のご参加は可能でございますので,下記問合せ先までご連絡下さい。
〇申込フォームにて申込みされますと参加費のご入金手続きをされなくてもキャンセルとはなりません。ご入金前にキャンセルされたい場合は下記問合せ先までご連絡下さい。
■問合せ先(連絡先)
公益社団法人 地盤工学会中部支部
住所:〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目9番26号 ポーラビル8F
電話:052-222-3747
FAX:052-222-3773
E-mail:jibanchu@jeans.ocn.ne.jp