地盤工学会中部支部では、平成元年より中部地盤工学シンポジウムを開催致しております。今回は第25回ということで記念すべき会となります。そこで近年のフリーテーマとは趣向を変え、地盤工学に関する3つのテーマ別のセッションを設け、それぞれ研究論文発表と特別講演を行うことといたします
第1セッション 地震防災(津波・液状化など)
特別講演その1 「巨大化する想定地震~どこまで対応できるのか~」岐阜大学・杉戸真太 教授
第2セッション 地震以外の自然災害(ゲリラ豪雨・洪水など)
特別講演その2 「自然災害と初期支援」 中部地整・五十川俊一 氏
第3セッション 維持管理・環境・その他
特別講演その3 「徳山水力発電所建設工事の技術課題と対応」 中部電力・浦上博行 氏
例年はお一人の方にお願いいたしております特別講演を、今回は3名の方にお願いしました。産・官・学の異なるそれぞれのご専門の、豊富な知識とご経験に満ちたお話が例年以上に聴けるものと思います。
今回は各セッションの発表者も例年より大学の先生・民間の方の割合を多くいたしました。実務に携わっておられる方のご期待にも応えられる発表が多くなされるものと思います。
また、今回は記念大会ということで第20回記念大会以来の懇親会を行います。懇親会場では経験豊富な方々から昼の部ではちょっと少し話しにくい苦労話などをお聞かせいただけるものと思います。
教育機関の方々はもちろんのこと、官公庁、コンサルタンツ、建設業など各分野の皆様におかれましても記念大会であります第25回中部地盤工学シンポジウムへ積極的なご参加をお願い申し上げます。
|